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Constructed by Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd.

目 次
 はじめに
  1.SSTHとは・・・
  2.開発の経緯
  3.一般配置
  4.スペック
  5.外観設計
  6.船体構造・材質
  7.船体艤装
  8.機関部 スペック
  9.電気部 スペック
 おわりに
    コメント 井手取締役

 5. 外観設計

本船の外観には、「熊本〜島原間」の観光ルートに就航する高速船にふさわしいイメージが 要求されました。船の設計者、 エクステリアデザイナー、 及び船主との共同設計により、従来の船舶にない流麗な外観に仕上げました。
曲面とシャープなラインを多用したスマートな形状と、 有明海をイメージした鮮やかな青を基調としたカラーリングとによって、 観光などで本船を利用される方に限らず港を訪れる方にも 美しい姿を楽しんでいただいています。

 6. 船体構造・材質

高速船は船体重量軽減のために アルミニウム合金を使用することが多くなります。 本船も主船体・上部構造全てにA5083P-0を用いています。 また、可能な限りプレリブ材(板H321と骨H112の組み合わせ)を使用しています。
構造様式は主船体および上部構造とも縦助骨方式を採用しました。
本船は積載車両の搬入・搬出を容易にするために車両甲板にはピラーを設けていません。 従って、強度面にも増して振動面での検討が重要です。 最新の解析ツールと技術を用いて固有振動計算を実施し、 本船の主要起振力との共振状態を回避しました。
建造にあたっては、溶接品質確保のため大型アルミ合金船用の建て屋を整備し、 主船体の建造は全て屋内作業としました。

 7. 船体艤装

上甲板客室部分前後に係留場所を設けました。前部の係留スペースには 係船・揚錨機×2台、係船機2台を、後部の係船スペースには係船機3台を配置し、 スペースも十分とって省力化を考慮しています。
前述の通り本船は外観の美しさを重要視しているため、 救命器具を除く艤装品の塗装色はデッキと原則統一するなど十分な配慮をしました。

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