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Constructed by Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd.

目 次
 はじめに
  1.SSTHとは・・・
  2.開発の経緯
  3.一般配置
  4.スペック
  5.外観設計
  6.船体構造・材質
  7.船体艤装
  8.機関部 スペック
  9.電気部 スペック
 おわりに
    コメント 井手取締役

 おわりに

熊本県と長崎県を結ぶ新たな動脈となった「オーシャンアロー」。
人やものの交流による地域のさらなる発展のために、今後の本船の活躍が期待されます。
SSTHの30m客船、70m級カーフェリーの建造で多くの技術を蓄積し、 SSTH船型を用いて今後のさまざまな高速海上輸送の要求に対応できると確信しています。

「速さ」と「快適さ」と「低運賃」をコンセプトに生まれた
カーフェリー

 コメント 井手取締役 (熊本フェリー株式会社)

「速さ」へのこだわり

熊本と島原の距離は21キロです。東京湾の川崎〜木更津間とほぼ同じで、有明海を迂回する道路に替わり、海を横切る短絡航路です。一般的な内航航路の船は14ノット(時速約26キロ、1ノットは時速1.852キロ)程度で、この航路では約1時間かかります。
これでは自動車に比べていかにも遅いです。導入前に行ったアンケートで『1時間では長いが、30分なら良い』という意見が多く、それに対応し30ノット(時速56キロ)の高速船にしたのです。
「快適さ」へのこだわり

熊本市には長い間、港がありませんでした。1993年に熊本新港のフェリーエリアが一部開港したものの、地元の人々にとって海は遠い存在でした。
私たちはオーシャンアローが、気軽に船に乗りレジャーを楽しむきっかけになってほしいと考えました。ですからデザインも今までのフェリーのイメージを打ち破りたいと思い、美しい外観はもちろん、インテリアでも座席を特注するなど、斬新で豪華なものを目指しました。
更なるこだわり「低運賃」

しかしながら、いくら性能が優れていても、高い料金では、是非ともご利用くださいとは申せません。そこで、低運賃にも主眼を置き、企業努力でこれを実現いたしました。一人でも多くのお客様が、船旅の醍醐味である快適なクルージングを楽しんでくださればと願います。 ご乗船を心よりお待ちしています。